AI活用のための企画立案・導入・定着・継続の具体的プロセス

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AI導入で発生する問題点をしっかり把握する

 AIの発展が目覚ましい今、ビジネスにおいて利活用を検討しているケースも当たり前になりました。しかし、実際に導入するにあたっては「AI導入を部下や外注に丸投げ」「AIで解決すべき課題が不明瞭」「AI活用のノウハウがない」といった問題が発生するもの。そこで、本講座では、「現状把握」→「企画立案」→「実装と導入」→「定着と継続」という流れで、ビジネスパーソン向けにAIの活用事例を解説します。

AIの基本から実践的な内容までを網羅

 AIの基本的な仕組みから、予想される失敗例と回避法、予算とスケジュールの重要性などを踏まえて説明することで、実践的な内容が身につきます。また、チームの立ち上げとメンバー選定、開発パートナーの選定も解説することで、リスクを最小限に抑えてAI実装を実現できるでしょう。AI導入プロジェクトの成功率は3~4割程度といわれています。小さな成功を積み重ねながら、AIの現場定着を目指していきましょう。

AIのプロ同士が語り合う貴重な対談を特別収録

 最後に、AIエバンジェリストのマスクド・アナライズ氏と、「カスタムAI」で知られるAIスタートアップLaboro.AI代表取締役CEO椎橋徹夫氏による特別対談を収録。「AI利活用のための4つのポイント」を中心に、豊富な事例を交えながら、AIのプロフェッショナル同士の中身の濃い対話で、AIに対する知見やビジネス導入の実践力を深く学ぶことができます。

受講対象者

 AIに興味のあるビジネスパーソン、ビジネスにAI導入を検討している企業担当者の方々

カリキュラム

(1)現状把握

・なぜAI開発は失敗するのか

・AI導入前に行うこと

・従来のシステム開発との違い

(2)企画立案

・AIの基本的な仕組み

・取り組むべきは「課題設定」

・予想される失敗を回避する

・データと環境の準備

・ROI(費用対効果)の説明

・予算とスケジュールの重要性

(3)実装と導入

・チームの立ち上げとメンバー選定

・開発パートナー探し

・PoC死とは?

・契約について

(4)定着と継続

・AI導入プロジェクトの成功率は4割程度

・まずは小さな成功から

・現場に定着するAIとは?

・成功事例の共有

・まとめ

(特別対談)“御社のAI”は生き残れるか!?~AIビジネス活用を阻む4つの壁とは

・2021年のAI導入・活用状況

・AI利活用の状況

・AIのAIの導入状況(2020年・2021年比較)

・AIの導入状況(日米比較)

・AI投資に対するリターン(日米比較)

PoCの壁

・「壁」といえば

・変革が進まない要因 from『データ分析の大学』

・AI活用のために乗り越えるべき4つの壁

・AI利活用のための4つのポイント

・1―“データ不足”は前提と思え

・(想像以上に)膨大なデータが必要

・【極端な例】文章生成モデルGPT-3

・【事例】ビニールハウスの損壊レベル判定

・データ戦略

・2―ドメイン理解に徹する

・ドメイン知識とは

・【事例】製造業:工場の排水処理

・【事例】製造業:画像系品質評価

・ドメイン知識がないAI導入はどうなる?

・技術とドメイン知識をつなぐ

・3―「認識&予測」ではなく、「アクション最適化」を目指す

・AIでできること

・AI利活用の2つのパターン

・【事例】スーパー:店内カメラ

・これからのAI利活用

・4―PMOロールを最重視する

・PMOとは

・【事例】:あるAIプロジェクトの体制

・「AI人材」育成・確保のカン違い

・【事例】ソリューションデザイナ

・PMOとして必要な視点

・まとめ

・AI活用の4つの壁を乗り越えるコツ


視聴時間

125分

講師

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AIエバンジェリスト マスクド・アナライズ

ITスタートアップ社員として、SNSによるAIやデータサイエンスにおける情報発信から業界内で注目を集める。

現場目線による辛辣かつ鋭い語り口で、ITニュースサイトの記事などで存在感を発揮する。

同社退職後は独立し、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進、人材育成、イベント登壇、執筆活動などを手掛けている。

著書に「データ分析の大学」「AI・データ分析プロジェクトのすべて」「これからのデータサイエンスビジネス」がある。

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株式会社Laboro.AI 代表取締役CEO 椎橋徹夫

米国州立テキサス大学 理学部 物理学/数学二重専攻卒業。

2008年、ボストンコンサルティンググループに入社。

東京オフィス、ワシントンDCオフィスにてデジタル・アナリティクス領域を専門に国内外の多数のプロジェクトに携わる。

2014年、東京大学 工学系研究科 松尾豊研究室にて産学連携の取組み・データサイエンス領域の教育・企業連携の仕組みづくりに従事。

同時に東大発AIスタートアップの創業に参画。

2016年、株式会社Laboro.AIを創業。代表取締役CEOに就任。

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